ビジネストレンドラボ

ビジネスマンの方に向けたお役立ち情報を発信しております♪

中小企業に転職するメリット・デメリット

(イメージ画像)

転職をお考えの方にとって、中小企業で自分の能力を活かしたいと考えている人もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回、中小企業に転職するメリット・デメリットについてまとめていこうと思います。

<中小企業に転職するメリット>

社内のあらゆる業務に関わることができる
中小企業は規模が小さいですが、その分たくさんの業務に携わることができます
大企業であれば業務が分業化されているので、営業が企画に関わることはありませんし、
事務員が経営に関わることもありません。
しかし中小企業は人数が少ないこともあり、一人の社員が色んなことを持ち回ります。
若いうちから色んな経験ができるのは中小企業の魅力です。


経営者と近い距離で仕事ができる
社員数が少ないこともありますが、経営者と深くコミュニケーションが取れるのも中小企業のメリットです。
同じ事務所内に社長をはじめ全ての社員が在籍しているので、仕事の相談もしやすく、経営者がどんな仕事をしているのかを間近で見ることができます。
中小企業は社長に近い位置にいるので、自分の企画やアイデアを社長にアピールする機会にも恵まれています。
自分の意見や頑張りが会社の経営に活かされることで、「社員の一員としての自覚や誇り」が芽生え、モチベーションも向上します。

 

出世・昇進のチャンスがある
大手企業では勤続年数や年齢に応じて役職が与えられたり、給与が上がったりするのが年功序列制度です。
官公庁や大企業にみられる古い習慣で、日本ならではの特徴と言われています。
一方で中小企業には年功序列の文化はありません
実力があり成果を出せば、20代であっても昇進できるチャンスがあります。
会社としても、マネジメントを任せられる人材を増やし事業拡大をしていきたいと考えている会社が多いです。


アットホームな雰囲気で仕事ができる
アットホームな雰囲気で仕事ができることは、中小企業へ転職するメリットであるといえます。
中小企業は関わっている人の数が少ないため、家族のような集団になることも少なくありません。
また、風通しが良いのも中小企業の特徴です。
中小企業ならではのアットホームな雰囲気で仕事ができることは、中小企業に転職するメリットの一つであるといえるでしょう。

 

転勤が少ない
転勤が少ないことも、中小企業に転職するメリットです。
中小企業は、支社を持たず、本社のみで経営をする事が多いです。
規模としても、支社を持つほどの規模ではないことがほとんどでしょう。
そのため、転勤が少ない、もしくは転勤がないことがほとんどなのです。
転勤をせず、その場所に根を張りたいという人には、中小企業への転職がおすすめなのです。

 

決定から実行までがスピーディー
意思決定のスピードが早いことも、中小企業に転職をするメリットです。
大企業では、意思決定の際に多くのプロセスを通すため、決定から実行までのスピードが遅いことが多いです。
しかし、中小企業は規模が大きくないため、決定から実行までがスピーディーな場合が多いのです。
スピード感を持って仕事をしたい人は、中小企業に転職をすることをおすすめします。

<中小企業に転職するデメリット>

給与・待遇面が低い
給与・福利厚生の面を見ると、中小企業は大企業と比べ少ない傾向があります。
厚生労働省の「平成30年賃金構造基本統計調査 結果の概況」によると、大企業・中小企業による給与格差は、年収80万も差が出た結果になりました。
その他、大企業は独自の年金・保険、家賃・食事補助、お祝い金支給などの福利厚生を充実させている事も多いため、中小企業は待遇面において不利だとわかります。

 
ネームバリューが小さい
大企業と比べ、中小企業は知名度が低いことが一般的でしょう。
転職活動でも、自分がどれほど中小企業で活躍・功績を出したとしても、同じように大企業の求職者がライバルであれば、
ネームバリューの差で不利になる可能性もゼロとは言い切れません。
また、住宅ローン審査の通りやすさ・借り入れ金額も、大企業に勤める社員と比べると低くなってしまいます。
 

会社の安定性・将来性に不安
倒産やリストラのリスクは大企業より中小企業の方が高く、安定性・将来性へのリスクがあります。
もちろん、大企業であっても倒産・リストラはありますが、中小企業は大企業より資金力が弱い上に、
景気の変動によって一瞬で経営難になる可能性が大企業よりも高いです。


研修・教育制度が整っていない
大企業は、採用・教育コストがあるため、新卒採用システムを導入する企業が多いため、研修・教育制度のノウハウが体系的に整っていると言えるでしょう。
一方、中小企業は採用・教育コストに充分な資金をまわせないため、即戦力重視の採用をする企業が多い現状です。
企業と比べ研修・教育制度が不十分である中小企業も珍しくないでしょう。
 

人手不足に陥りがち
先述した通り、社員スタッフに充分な研修・教育を施すことが難しいと、人手不足になりやすいデメリットがあります。
研修や教育体制を重視している求職者は多いため、採用活動をしても応募の獲得が難しくいことが理由です。
知名度の低さも相まって、人手不足の悪循環になるケースも考えられます。
こうなった場合、限られたリソースの中で業務を回す必要があるため、
業務過多になりやすいと言えるでしょう。選考のタイミングでしっかりと確認しておきたいですね。

(イメージ画像)

 

いかがでしたでしょうか?

中小企業に転職するメリット・デメリットについてまとめてみました。

転職をお考えの人はご参考にされてみてください!