ビジネストレンドラボ

ビジネスマンの方に向けたお役立ち情報を発信しております♪

購入不動産の引き渡し日の流れ

(イメージ画像)

購入した不動産の引き渡し日、

いったいどのような流れで引き渡しが行われるのでしょうか?

不動産会社を信用して当日を迎えている方がほとんどかと思いますが、

何が起こるとも限りません。

事前に、引き渡し日にどういった流れになるのか、必要なものはなんなのか、

知っておければと思うので、今回、購入不動産の引き渡し日の流れについてまとめていこうと思います。

<引き渡し日の流れについて>

基本的には決済終了後すぐに物件の引き渡しを行うので、
決済と引き渡しは同日に行われることがほとんどです。

流れとしては以下のような流れになります。

1.決済場所に集合
2.書類の確認
3.金銭の授受
4.鍵の引き渡し

 

1.決済場所に集合 について

買主が住宅ローンを利用している場合は、
住宅ローンを利用する金融機関で行うのが一般的です。
それ以外には、仲介している不動産会社の事務所などで行います。
通常、決済を行うのは平日の午前中となります。
平日でないと金融機関がやっていないのと、
午前中であれば、トラブルが起きても午後に対応できる可能性が高いからです。

決済場所には、売主と買主のほかに以下の方々が集まります。

不動産仲介業者
所有権の移転登記を行う司法書士
金融機関のローン担当者

また、売主にローンが残っている場合、
必要に応じて売主のローン担当者も立ち会う場合があります。

 

2.書類の確認 について

必要な契約書類は通常、不動産仲介業者が作成してくれます。
その書類に署名・押印をして契約書類を完成させます。
その後、司法書士により本人確認が行われます。
マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類を持参しましょう。
本人確認が終わると、先ほど完成させた書類や、必要書類を司法書士が確認します。

 

3.金銭の授受

司法書士による書類の確認が終われば、次は買主から売主に金銭の支払いがあります
その金額には、不動産の金額以外にも、
固定資産税や都市計画税、管理費、修繕積立金などが日割りで含まれています。
買主が住宅ローンを利用する場合は、この時点で金融機関からの融資が実行され、
その一部または全部が売主の指定口座に振り込まれます。

振込手続き後、売主は着金を確認します。
通常、数分から数十分ほどで着金が確認できます。

着金が確認でき次第、売主は買主に領収書を発行します。
領収書の用紙は通常、不動産仲介業者が用意してくれますが、
誰が用意するかはあらかじめ確認しておきましょう。

 

4.鍵の引き渡し

領収書と同時に、鍵や設備の取扱説明書、保証書、建築関係の書類などを引き渡します。
鍵は合鍵も含め、保有しているものすべてを引き渡しを受けましょう
鍵の引き渡しが終わると、買主との取引は終了です。
その後、売主は司法書士への報酬・登記費用、
不動産仲介業者の仲介手数料を支払い、領収書を受け取って終了です。

同日中に司法書士が不動産の所有権を売主から買主に変更する手続きを行います。
売主に住宅ローンが残っていて不動産に抵当権が付いている場合は、
売却金額で住宅ローン完済後に抵当権抹消登記の手続きも行います。

(イメージ画像)


いかがでしたでしょうか?
今回、購入不動産の引き渡し日の流れについてまとめてみました。
是非、参考にしてみてください。